妊娠検査薬のフライングはいつから使える?反応する?

現在、高温期後半・生理予定日の数日前っていう方!!きっと、ドキドキの時期を過ごされていることと思います。めでたく妊娠できているかどうか知りたくて、ウズウズしてしまう時期ですよね。

私が妊活をしていた頃、高温期後半になると必ず、

『高温期8日目 着床』『高温期9日目 フライング』

などのキーワードで検索しまくり検索魔と化してしまっていました。検索することで、妊娠への期待でドキドキしてしまう自分の気持ちを落ち着かせる意味もあったと思います。

 生理予定日前のこの時期に妊娠検査薬を使ってもフライングだっていうことはわかってるんだけど、妊娠検査薬を使って確かめたい~!!ってずっとウジウジウジウジしてはGoogleを開いて検索、の繰り返し(笑)。

きっと私みたいに、ただドキドキしながら待つだけなのは絶対無理!!!フライングでもいいから妊娠検査薬を使いたい!!っていう方、いらっしゃると思います。

そこで今日は、妊娠検査薬がフライングでいつから使えるのか、いつから反応する可能性があるのか、詳しく書きたいと思います。

 

フライングでも妊娠検査薬って反応するの!?

 

妊娠検査薬が反応する仕組みについての記事でも詳しく説明させていただいたんですが、

妊娠検査薬は、受精卵が着床して初めてつくられるHCG(妊娠ホルモン)に反応して、陽性判定が出るような仕組みになっています。

そのHCG(妊娠ホルモン)は、受精卵が着床してから初めて分泌され、時間とともに分泌量が増えていきます。

この検査で測定しているのは、尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度です。hCGは着床した受精卵から生えてくる絨毛から分泌されるホルモンで、胎盤の形成など妊娠の継続に関わる働きをします。分泌量には個人差がありますが、妊娠3週で0~50IU/L、妊娠4週で20~500IU/L、妊娠5週で500~5,000IU/Lと、分泌量が増加していきます。

https://aih-net.com/pikarada/birth/3129/

市販の妊娠検査薬がしっかりと反応する量のHCGが分泌されるようになるのは、生理予定日頃と言われています。

が!!!

上の引用文を読んでもわかるように、実はHCG生理予定日よりも前から尿中に分泌されてるんですよね。

ただ、生理予定日前だとまだ濃度が低いことや個人差があるので、時期によっては妊娠検査薬が反応しない場合もありますが、生理予定日前のフライング検査だと一切反応しないというわけではありません。

 

いつからフライングで妊娠検査薬を使えるの?

 

では、どのくらいの時期にどのくらいの量のHCGが分泌されているのかもう1度見てみましょう!!

妊娠3週目(生理予定日の1~6日前):0~50IU/L

妊娠4週目(生理予定日当日~6日後):20~500IU/L

妊娠5週目(生理予定日1週間後~):500~5,000IU/L

生理予定日前からすでにHCGが分泌されていることがわかります。

市販の妊娠検査薬(生理予定日1週間後から検査可能のもの)の検査感度は50IU/Lなので、生理予定日前であっても尿中HCGが陽性反応を示すレベルに達していれば、陽性反応になります。

事実、私も生理予定日の2~3日前のフライング検査で陽性反応を確認しました。

生理予定日当日から使える早期妊娠検査薬 感度:25IU/L

医療用医薬品に指定されている、早期妊娠検査薬。市販されているものはチェックワンファストが有名ですね。 

f:id:tonakaikaix:20150622112058j:plain

このタイプの妊娠検査薬は、尿中のHCG濃度が25IU/L以上あれば陽性反応が出る仕組みです。

″生理予定日の1週間後から検査可能”なタイプの妊娠検査薬よりも少ないHCGでも反応するため、生理予定日当日から検査ができるということになっています。

上のHCG分泌量の推移と比較してみると、理論上は生理予定日数日前でも陽性反応を示す可能性がありそうですね。

事実、チェックワンファストでフライングをしたという方の口コミを見てみると、遅くても高温期12日目頃には陽性反応を確認されている方が多いようです。私も高温期11日目にうっすら陽性反応を確認しました。

ですが、それはあくまで自分で把握している排卵日が正しければ、の話。

病院で排卵日を特定してもらってる人以外は、排卵検査薬を使っていてもいつが排卵日だったか正確にわかるわけではありません。

排卵日(受精日)がずれると着床の時期もずれますし、HCG分泌量も違ってくるということになります。

逆に排卵日が予想よりも早かった場合、高温期12日目よりも前から陽性反応が出ることもある、ということですよね。

この早期妊娠検査薬がやや不便なのは、購入できる場所が限られているということ。

チェックワンファストは、排卵検査薬などと同様に薬剤師さんが常駐する薬局でしか購入できません。

また、手の届く場所に陳列されていないので、購入する際は薬剤師さんに『チェックワンファストありますか?』と、お願いしないといけません。

海外製の早期妊娠検査薬は、通販で購入可能でチェックワンファストよりも割安なので妊活中の女性にはとってもおすすめなんですが、海外から発送されてくるため注文してから届くまでに1週間~10日間ほどかかるのが最大のデメリットです。

生理予定日1週間後から使える妊娠検査薬 感度:50IU/L

ドラッグストアや楽天市場・Amazonで購入できる、一般的なタイプがこれ(ドゥーテストやPチェックなど)。

上にも書いた通り、このタイプの妊娠検査薬は尿中のHCG濃度が50IU/L以上であれば陽性に反応するようになっていますので、HCGの分泌量を考慮すると生理予定日頃からフライング検査でも反応する可能性があることになります。

産婦人科のホームページにも、『生理予定日頃から妊娠検査薬が反応する』と記載されています。

参考:http://www.mobgy.com/newpage7souki.html

ただし、これも自分で把握している排卵日が正しいと仮定しての話で、排卵日が予想よりも遅れていた場合、陽性反応が出る時期も遅くなります。

 

フライングで妊娠検査薬を使い、陽性反応が出た時期

私は過去3回、妊娠検査薬をフライングで生理予定日前に使い陽性反応が出たことがあります!!

1回目は、高温期12日目頃だったと思うのですが、生理予定日1週間後から使える妊娠検査薬でうっすら陽性反応があり、翌日産婦人科に行っても、まだ超音波では何も確認できませんでした。気付くのが早すぎたようです。

妊娠検査薬で陽性反応が出たからといってすぐに産婦人科に行っても何も確認できない可能性がある、ということを当時は知りませんでした…

そんなうっすら陽性から始まった妊娠でしたが、無事かわいい男の子を出産しました。

2回目は、高温期11日目

こちらも生理予定日1週間後から使える妊娠検査薬(チェックワン)でフライングした結果、うっすら陽性反応が出ました。このときの妊娠は残念ながら妊娠6週目を迎える前に流産となりました。

3回目も、高温期11日目。

このときは、とにかく色んな種類の妊娠検査薬(早期妊娠検査薬や海外製妊娠検査薬)を試し、どんな風に反応が出るのか比較しました。

生理予定日前から使えるタイプも生理予定日後から使えるタイプも、すべての妊娠検査薬でうっすら陽性反応が出ました。

生理予定日1週間後から検査可能と言われている妊娠検査薬でも、生理予定日前から陽性反応が出るんです!!

フライングの時期だと尿中のHCG濃度が低い可能性があるのでうっすらとしか陽性反応が出ないこともあるんですが、それでも陽性は陽性です!!

妊娠検査薬は、微量のHCGでも検出すればうっすらと陽性反応が出るようになっているみたいです。

また、妊娠検査薬の種類によっても陽性反応が出やすいものと陽性反応が出るまでに時間がかかるものがあるようです。

 

フライング検査はあくまでフライングだということを忘れずに!!

ここまで、妊娠検査薬がフライングでいつから反応するのか書いてきましたが、忘れてはいけないのが″フライングでの妊娠検査はあくまでフライング″だということ。

もし陰性が出た場合は、希望を捨てずに取扱説明書に定めてある正しい使用時期に再度検査してみてください。

また、化学流産になる可能性も頭に入れてフライング妊娠検査薬に臨んでくださいね!!



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