- Home
- 排卵検査薬の基礎知識
- 排卵検査薬とは!?妊活は排卵日を事前に知ることが大事!!
排卵検査薬とは!?妊活は排卵日を事前に知ることが大事!!
排卵検査薬って、そもそも何!?なぜ妊活に必要?
排卵検査薬ってご存知ですか?
妊娠しているかどうかを判定する、“妊娠”検査薬ならほとんどの人が知っているでしょうし、ドラッグストアや薬局などで見かけたことがあるっていう人も多いかと思います。
では排卵検査薬はどうでしょう??最近、テレビCMでも見かけるようになりましたが、結局のところどういうものなのかご存知ない方も多いんじゃないでしょうか。
排卵検査薬って一体何!?なぜ妊活に必要なの!??
妊活初心者の方のそんな疑問を、わかりやすく解説いたします!!
排卵検査薬で『排卵日』が事前にわかる!!
排卵検査薬とは、赤ちゃんを授かるためにとってもとっても大事な『排卵日』を事前におしえてくれる、妊活の必須アイテムです。
私たち女性の体は、1回の生理周期で1回のみ排卵するようになっていますが、その排卵の直前になると急激に分泌量が増える女性ホルモンがあるんです。そのホルモンの名前は、“黄体形成ホルモン(通称LH)”。
排卵検査薬は、尿をかけるだけでその“黄体形成ホルモン(LH)”の急激な分泌量の増加を検知し、陽性反応を示す仕組みになっています。
“黄体形成ホルモン(LH)“の急激な分泌量の増加は“LHサージ”と呼ばれていて、“LHサージ“が起きてから約35~44時間以内に排卵がおこるといわれています。つまり……
排卵検査薬が陽性反応を示す=尿中の黄体形成ホルモン(LH)の分泌量が急激に増加(LHサージが起きている)=約35~44時間以内に排卵する
という仕組みなんです。
排卵検査薬を使うことで、排卵の約1~2日前に「もうすぐ排卵日ですよ~」ということがわかるっていうことになりますね。
なぜ『排卵日』を事前に知ることが大事なの??
排卵検査薬は、『排卵日』を約1~2日前におしえてくれる優れものであることはご理解いただけたでしょうか?
では次に、なぜ妊活をする上で『排卵日』を事前に知っておくことが大事なのかを解説したいと思います。
赤ちゃんは、「女性の体の中で精子と卵子が出会ってはじめて誕生する」ということは、性教育で学びましたよね。男性の体から飛び出してきた精子が女性の体内に入り、卵子へ向かって泳いでいく…そこで精子と卵子が出会い(受精)妊娠に至るわけです。なんとも神秘的なお話ですね。
ですが、セックスをすればいつでも妊娠できる、というわけではもちろんありません。なぜなら、卵子が女性の体内に存在するのは、とっっっても限られた時間だけなんです。
1回の生理周期で排卵するのは1回のみ、そして卵子が生きていられるのは排卵から約24時間といわれているんです。しかも、そのうち精子を受け入れることができる時間(受精可能な時間)は排卵後たったの6時間!!この6時間という短い間に、精子と卵子が出会うことができない限り妊娠には至らないんですね。
この短い間に精子と卵子を出会わせるためには、『排卵日』を事前に把握し、事前に仲良し(セックス)のタイミングをとり、精子を女性の体内に送り込んでおく必要があります。
そういった理由で、『排卵日』を事前に把握することはとっても重要になります。
まとめ
排卵検査薬とは…尿をかけるだけで、排卵の約1~2日前に陽性反応を示す優れもの!!
妊娠するためには…精子と卵子が女性の体内で出会い、受精しないといけない
卵子の寿命は…排卵から約24時間(そのうち、受精可能なのは約6時間)。排卵する前に仲良し(セックス)のタイミングをとり、精子を女性の体内に送り込く必要がある。
排卵検査薬は、妊活する上で最も重要なアイテムのひとつっていうことになりますね♪
妊活中の方は基礎体温をつけられている方がほとんどだと思います。基礎体温と併せて排卵検査薬を使用し、ご自身の排卵傾向を把握する参考にされてみてください。
この記事へのコメントはありません。