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排卵検査薬を1日2回(朝と夕)使うことが大事な理由
LHサージを逃したくないなら排卵検査薬は1日2回
ドラッグストアや薬局で販売されている排卵検査薬は、基本的にどれも『1日1回、毎日同じ時間帯の尿で検査するように!!』とされていますよね。でもね、LHサージをいち早く捉えるためには1日1回じゃ絶対ぜーーーったい足りません!!
LHサージを逃さないために、排卵検査薬は最低でも朝と夜の1日2回!!妊活の鉄則ですよ~
排卵検査薬はなぜ1日2回(朝と夜)使う必要があるの?
排卵検査薬は、排卵直前におきるLHホルモンの大量分泌(LHサージ)を捉えて陽性反応を示す仕組みになっています。LHサージは約36~48時間持続するといわれていて、LHサージがおきている間の尿中のLHホルモンを検知して陽性に反応するんです。
LHサージのイメージ:
LHサージの持続時間:約36~48時間
LHサージの開始から排卵までの時間:約24~48時間
もし、朝イチで排卵検査薬を使った直後にこのLHサージが開始してしまったらどうなるか…以下のイメージ図をご覧ください:
朝起きてすぐに検査をしたときは陰性でも、このイメージ図のように検査直後からLHサージが開始することもありますよね。もし、1日1回しか検査をしないと、LHサージがおきていることに翌朝検査するまで気が付けないということになります。
排卵は、LHサージの開始から最短で約24時間後におきるといわれているので、翌朝になってやっとLHサージに気がついても、排卵がおきる前に仲良しのタイミングがとれないことも…
1日に2回(朝と夕)に排卵検査薬を使っていれば、夕方の時点でLHサージがおきていることに気が付けますし、その日の夜にタイミングがとれますよね♪
LHサージの持続時間には個人差がある!!
LHサージの持続時間やLHホルモンの分泌量にも個人差があるんです。
毎周期きちんと排卵している女性を対象にLHサージの持続時間を研究した結果、LHサージの持続時間には個人差がみられることがわかりました。LHサージが長く続く人もいれば、短い時間で終わる人もいるそうなんです。
LHサージの持続時間が長い人は排卵検査薬が陽性反応を示す期間も長くなりますが、LHサージの持続時間が短い人は、もちろん短い期間しか陽性反応を示してくれません(参考:https://www.avawomen.com/avaworld/long-lh-surge-last/)。
短い人の場合、1日1回の検査では排卵検査薬の陽性反応を見れないまま排卵日が終わってしまう…なんていうことも…
また、LHサージが開始してから尿中のLH濃度が一定レベルに達しないと、排卵検査薬は陽性反応を示しません。陽性反応を示すLH濃度は、排卵検査薬のLH検出感度によって異なります。
排卵検査薬のLH検出感度:
排卵検査薬 | LH検出感度 |
---|---|
ワンステップ排卵検査薬クリア | 20mI/mL |
Wondfo排卵検査薬 | 25mI/mL |
ドゥーテストLH排卵日予測検査薬 | 30mI/mL |
ハイテスターH排卵日予測検査薬 | 30mI/mL |
チェックワンLH排卵日予測検査薬 | 40mI/mL |
クリアブルーデジタル排卵検査薬 | 40mI/mL |
オムロン・クリアブルー排卵日予測テスト | 40mI/mL |
例えば、ワンステップ排卵検査薬クリアは尿中のLH検出濃度が20mI/mLになれば陽性反応を示す、ということになりますし、オムロン・クリアブルー排卵日予測テストだと40mI/mLにならないと陽性反応を示さない、ということになります。排卵検査薬の種類によっても、陽性反応を示す時間の長さは変わってくるんですね。
排卵検査薬は朝と夕の1日2回をおすすめします!!
いかがでしたでしょうか?排卵検査薬は1日2回使った方が良い理由がわかりましたか?
もちろん、1日に1回の検査でも陽性反応を確認することはできるかもしれません。ですが、1日に2回使うことによって、より早くLHサージを捉えることができますし、より早いタイミングで仲良しの計画を立てることができますよね!!
1日2回も排卵検査薬を使うとなると、5本入りや7本入りの排卵検査薬だけでは足りなくなることがあると思います。排卵検査薬を購入される際は、最低でも10本入りや12本入りを購入されることをおすすめします。生理不順の方だともっと大量に必要になりますので、1箱だけではなく2箱以上ストックしておくのがいいかもしれませんね!!
こんな感じで、大量に使用する排卵検査薬。是非、コスパが良く使いやすい排卵検査薬を探してみてくださいね!!
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